文化の架け橋へようこそ

ごあいさつ

2021年が明けました。

思い返せば、昨年はコロナ禍に翻弄された1年となりました。

河内長野市日中友好協会においては126日に開催した春節水餃子パーティー

以降、企画していたホタル鑑賞BBQ大会や世界ごった煮イベントなど次々に中止となり、定時総会も書面評決方式を取り開催を断念しました。

そんな中ではありましたが、国や市独自の観光キャンペーンの後押しや何振良総領事からの月餅の差し入れもあり104日に中秋の名月祭を河内長野荘にて無事開催できたことは次の活動に繋がる布石になったと感じております。

この中秋節のイベントには9月に霊山に旅立たれた高橋典治副会長の奥様も参加され、副会長であった夫の意思を継ぎ、連綿と続く日中草の根交流の一翼を担いますと挨拶をしていただきました。また、人民中国雑誌社主催の「Panda杯全日本青年作文コンクール」で最優秀賞を取り、日本僑報社主催の「忘れられない中国滞在エピソードコンテスト」で2等賞を獲得された築切佑果さんからの喜びの報告もあり心に残る中身の濃いイベントになりました。

今、世界では新型コロナウイルスが猛威を振るう中、対立や分断の報道が目立ちます。だからこそ河内長野市日中友好協会が地道に進める一人一人との草の根友好交流が未来の融和に向けて千金の価値を持つものと確信しています。

今年も河内長野市日中友好協会は世の動向に紛動されることなく目の前の人との草の根人間交流に邁進いたします。

『大悪興れば大善来る』の如く、本年は新たな日中友好の歴史が様々なところから深まることを期待します。

     河内長野市日中友好協会 会長 大原一郎